子育て時短アイテム

保温状態でのミルクを作り置きは可能?注意点やおすすめグッズを紹介

  • 赤ちゃんがすぐに飲めるように保温状態で作り置きしたい
  • ボトルウォーマーなどを使った保温状態でミルクの作り置きはOK?

このような悩みを解決する記事です。

 

結論からいうと、正しいやり方で、短い時間であればミルクを保温状態で作り置きすることが可能です。

粉ミルクは栄養が豊富なため、雑菌も繁殖しやすく、安全に作り置きするためには注意が必要です。

 

本記事では、保温状態でミルクを作り置きできる時間の目安と、赤ちゃんに安全に飲ませられる作り方を解説しています。

効率的に正しいミルク作りをして、手軽に赤ちゃんに安全なミルクをあげられるようにしましょう!

 

ミルクを保温状態で作り置きできるのは最長2時間

ミルクを保温状態で作り置きできる時間の目安は、最長2時間です。

WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が発表したガイドラインでは「ミルクを安全に保存できる期間は常温で2時間以内」と定められています。

保温状態は常温にあたりますので、保温状態でも2時間は安全にミルクを保存できるということになります。

・調乳した粉ミルクは、冷蔵庫で 24 時間まで保存できる。
・調製した粉ミルクは 2 時間を越えて室温で放置しないことが推奨される。

引用:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン

 

ゆき
新生児のうちは、ミルクの間隔が短いので上手く活用できそうですね。

授乳間隔が3時間以上空く場合は、赤ちゃんが泣き始める前に作っておいて泣き出したらすぐに与えられるようにしておくと作り置きを活用できます。

 

ミルクを保温状態で作り置きするとどんな危険がある?

 

ゆき
間違った方法でミルクを保温状態で作り置きしてしまうと、どんな危険があるの?

2時間以上作り置きするなど、間違った作り置きの方法をとってしまうと、以下のような危険があります。

 

ミルクを保温状態で作り置きした場合の危険

  • 長い時間経過すると雑菌や病原菌が繁殖する

  • 赤ちゃんが下痢や食中毒になる可能性がある

 

ゆき
最悪の場合、赤ちゃんの命に関わる場合も…

 

長い時間経過すると雑菌や病原菌が繁殖する

粉ミルクは栄養が非常に豊富なので、雑菌が繁殖しやすいです。

さらに、粉ミルクは無菌ではなく、微量ですがサカザキ菌・サルモレラ菌などの細菌が入っていることがあり、問題視されています。

 

さらに、赤ちゃんに与えられる保温状態の温度は人肌の35〜40度ほどですが、ちょうどこの温度は雑菌が繁殖スピードが早まる温度です。

そのため、長い時間経過すると赤ちゃんに危険な雑菌や病原菌が繁殖してしまいます。

 

授乳時間が長くなる程、一般的にはそれだけ細菌が増殖する可能性が高まるため、リスクの増加へと結び付くことになる。

周辺温度が更に暖かく(30°C 及び35°C)なればこうしたリスクは高くなる。

引用:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン

 

 

赤ちゃんが下痢や食中毒になる可能性がある

赤ちゃんは消化器官が未発達なので、大人が平気な雑菌でも体調を崩してしまいます。

そのため、作り置きをして雑菌や病原菌が繁殖したミルクを与えてしまうと、下痢や食中毒になってしまう可能性があります。

 

湯冷ましの保存方法や保存に適した容器は以下の記事で紹介しています。

 

ミルクを保温状態で作り置きする上での注意点

 

ミルクを保温状態で作り置きする上での注意点

  • ミルクを作って2時間経過したら捨てる

  • 哺乳瓶で保温する時は哺乳瓶キャップを付ける

  • なるべく清潔な場所で保温する

 

 

 

ミルクの作り置きに最適な保温グッズ5

 

ママの負担を減らすためにも、便利グッズはオススメです。

 

ウォーターサーバーで後悔しないための対策

  1. grownsyボトルウォーマー

  2. Combi (コンビ) 調乳じょ~

  3. LARUTAN ボトルミルクウォーマー

  4. Hi-Rose 哺乳瓶ボトルウォーマー

  5. LifeBasisボトルウォーマー

 

GROWNSY 多機能ボトルウォーマー

商品詳細

 

 

Combi (コンビ) 調乳じょ~

 

商品詳細

  • 金額:¥3,761(税込)※引用元の金額。
  • 販売元:コンビ
  • 商品名:Combi (コンビ) 調乳じょ~ず
  • 梱包サイズ:19.5 x 17.5 x 19.5 cm
  • 引用元:Amazon Combi (コンビ) 調乳じょ~ず

 

 

 

沸騰したお湯を入れておくだけで、調乳に適した70度以上で保温することが可能です。

ゆき
沸騰させて保温するなら、魔法瓶で良いのでは?

 

実はこのミルクウォーマーは電子レンジOK。

そのため、水を入れてレンジにかけるだけで沸騰したお湯を用意することができます。

ポットが露出していないので、ポット表面からの放熱を抑えることが可能。

24時間いつでも調乳に最適な水温70℃以上をキープしてくれます。

 

LARUTAN ボトルミルクウォーマー

 

商品詳細

  • 金額:¥5,180(税込)※引用元の金額。
  • 販売元:ネットプランニング
  • 商品名:LARUTAN ボトル ミルク ウォーマー
  • 梱包サイズ:‎23.1 x 19.2 x 17 cm
  • 引用元:Amazon LARUTAN ボトル ミルク ウォーマー

 

 

1台に9つという圧倒的な高機能のミルクウォーマーです。

ミルク保温・スチーム除菌・離乳食保温・急速解凍・急速加熱・タッチパネル・空焚き防止・自動停止・夜間も見やすいバックライト。

特にバックライトが夜中の授乳に便利!

 

Hi-Rose 哺乳瓶ボトルウォーマー

商品詳細

  • 金額:¥3,900(税込)※引用元の金額。
  • 販売元:廣瀬無線電機
  • 商品名:Hi-Rose 哺乳瓶ボトルウォーマー
  • 梱包サイズ:‎‎14.5 x 20 x 24.3 cm
  • 引用元:Amazon Hi-Rose 哺乳瓶ボトルウォーマー

 

 

 

安心の日本メーカーのミルクウォーマーです。

調乳・温乳・加熱・解凍・消毒の機能があります。

レンジの消毒よりは時間がかかりますが、哺乳瓶2本とパーツをこれで消毒できるのは便利。

2本の哺乳瓶を温めてストックしておくことができます。

 

保温せず安全にミルクを作るならウォーターサーバーがおすすめ!

 

ウォーターサーバーで後悔しないための対策

  • ボタン1つで安全性の高いミルクが作れる

  • 短時間でミルクが作れるのでストレスが少ない

  • 安全性の高い天然水やRO水でミルクが作れる

  • 水ボトルは自宅に配達されるので買い物の負担が軽減

  • ミルクだけでなく離乳食にも使える

 

ボタン1つで安全性の高いミルクが作れる

ミルク作りに最適なお湯や冷水がワンタッチですぐに出せることは、ウォーターサーバーのとても便利な点です。

泣いている赤ちゃんを抱っこしながらでもミルクを作ることができちゃいます。

ゆき
抱っこしてないと泣き出してしまう赤ちゃんもいるので抱っこしながら作れるのは嬉しいですね。

 

ウォーターサーバーにも色々なタイプがありますが、「パネル式」か「レバー式」を選ぶと片手で簡単に温水と冷水を出せるのでおすすめです。

 

ミルク作りに最適なウォーターサーバーは以下の記事で紹介しています。

 

短時間でミルクが作れるのでストレスが少ない

1日に何度も行うミルク作りは実はとても大変な作業です。

新生児で完全ミルクの場合、3時間おきにミルク作りをしなければなりません。

 

ゆき
夜中に起こされて、ミルクを作る毎日は大変…ミルクを作る手間はできるだけ削減したい!

 

ウォーターサーバーがあれば、安全な温水と冷水の両方がいつでも使えるので、以下のステップですぐにミルクを作ることができます。

 

ウォーターサーバーを使ったミルクの作り方

  1. (あらかじめ)粉ミルクを哺乳瓶に入れておく
  2. 温水で粉ミルクをある程度溶かす
  3. 冷水を入れて温度を整える ※温水:冷水:3:2だとちょうど良い温度になります。

 

 

ゆき

 

 

安全性の高い天然水やRO水でミルクが作れる

赤ちゃんは消化器官が未発達なため、微量な有害物質でも体調を崩してしまうことがあります。

安全な天然水でもミネラルの含有量が多い硬水は赤ちゃんの体に負担がかかるので軟水を選びましょう。

 

WHO(世界保健機関)の基準では、炭酸カルシウムの含有量が 60 mg/L 以下の水を軟水、60~120 mg/L の 水を中硬水、120~180 mg/L の水を硬水、180 mg/L 以上の水を超硬水としています。

引用元:厚生労働省 カルシウム・マグネシウム等(硬度)

 

ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク用としても多く利用されているため、軟水はもちろん、硬度0のRO水も利用できます。

RO水は不純物がろ過された安全なお水なので、産まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、体がつくられていく大事な時期のお子さまにも安心して与えることができます。

 

 

水ボトルは自宅に配達されるので買い物の負担が軽減

赤ちゃんを連れての買い物はただでさえ大変。

スーパーやコンビニなどでペットボトルの水を購入する場合、それを自宅まで持ち帰らなければなりません。

2Lのペットボトル1本でも持ち帰るのは1人でも大変ですし、赤ちゃんを連れて行く場合さらに負担です。

ウォーターサーバーであれば、定期的にお水が自宅まで配達されるので買い物の負担を軽減することもできます。

 

ミルクだけでなく離乳食にも使える

ウォーターサーバーは水を適温の状態で出すこともでき、冷水と温水を混ぜて簡単に作れるのが大きなメリット。

 

そんなウォーターサーバーは、ミルク作りだけではなく離乳食作りにも大いに役立ちます。

 

 

お湯で溶くだけで野菜のすりつぶしやスープができるフリーズドライや粉末のベビーフードなどを使う時、ウォーターサーバーがあれば、お湯を沸かさずすぐに用意して作ることができます。

 

小さい赤ちゃんの世話をしながら毎日離乳食を調理するのも大変なので、ウォーターサーバーは卒乳後も大活躍します。

 

 

ミルク作りに適したウォーターサーバーは以下の記事で紹介しています。

 

また、比較的安く利用できるウォーターサーバーは以下の記事で紹介しています。

 

保温状態でミルクの作り置きをすると気を付けることが多くて大変!

 

保温状態でミルクの作り置きは可能ですが、最長2時間までです。

また、間違った作り置きをしてしまうと雑菌が繁殖し危険な状態になってしまいます。

 

ウォーターサーバーがあれば、すぐに安全なミルクを作れるので作り置きをする必要もありません。

ミルク作りを安全に時短したい方は、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。

 

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ワーママゆき

ベンチャーでフルタイムで働くママです。
子育て・家事・仕事の効率化とスキルアップを日々目指して、役立った情報を発信しています。
都内在住・31歳・猫ちゃん大好き

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