- ミルクを70℃以下で作って赤ちゃんに与えてしまった!
- なぜミルクは70℃以下で作ってはいけないの?
このような悩みを解決する記事です。
粉ミルクには、サカザキ菌やサルモネラ菌といった雑菌が混ざっていることががあります。
そのためこれらの雑菌を死滅させるため、粉ミルクを作る時には70度以上のお湯が推奨されています。
焦る気持ちはわかりますが、70度以下のお湯で作ったミルクを赤ちゃんに飲ませてしまっても、すぐに症状が出るわけではありません。
まずは数日間赤ちゃんの様子を観察し、症状が見られたら医療機関に相談しましょう。
本記事では、ミルクを70℃以下で作ってしまった時に考えられる症状やリスクなどを解説します。
安全なミルク作りのためにぜひ参考にしてください!
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ミルクを70度以下で作ってしまった時に考えられるリスク
70℃以下だと「サルモレラ菌」「サカザキ菌」が死滅しないため、赤ちゃんに与えてしまうことで重い病気を引き起こしてしまうリスクがあります。
特に「サカザキ菌」とは、2007年、WHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機関)が乳児用調製粉乳における最も懸念される微生物として勧告をした注意すべき細菌です。
感染した乳幼児の20~50%が死亡したという事例の報告もあります。また、死亡に至らなかった場合も、神経障害等の重篤な合併症が継続するとされています。
WHOに報告された感染事例の年齢分布から、サカザキ菌の感染は乳幼児が特にリスクが高いと考えられているそうです。
以前は調乳に適したお湯の温度は40~50度とされていましたが、現在は厚生労働省のガイドラインでも「サカザキ菌を死滅させるだけの温度である70度以上」に改訂されています。
調乳水の温度
FAO/WHO のリスク評価(FAO/WHO、2006 年)によると、70°C 以上の湯で PIF を調乳する場合、
粉乳中に存在している E.Sakazakii についてはこの温度で死滅することから、リスクは劇的に減少する。
ミルクの保存方法によっても菌が繁殖しやすいので、事前に以下を確認しておきましょう。
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サカザキ菌が赤ちゃんに及ぼす影響とは?
サカザキ菌に感染した場合、以下のような病気になるリスクがあります。
サカザキ菌は、大腸菌やサルモネラ菌ほど有名ではありませんが、乳幼児にとっては大きな被害を与える恐ろしい細菌です。
サカザキ菌に感染した場合、「敗血症」や「壊死性腸炎」などを起こすことがあり、重篤な場合には「髄膜炎」を併発することがあると言われています。
この細菌は、特に乳幼児の髄膜炎や腸炎の発生に関係しているとされています。感染した乳幼児の20~50%が死亡したという事例の報告もあります。
また、死亡に至らなかった場合も、神経障害等重篤な合併症が継続するとされています。
サルモネラ菌が赤ちゃんに及ぼす影響とは?
サカザキ菌に感染した場合、以下のような症状が発生する可能性があります。
サカザキ菌とは違ってサルモレラ菌は耳慣れた菌ですよね。
世界で下痢症を起こす4大原因疾患のうちの1つでもあり、非常に有名な菌です。
食品を媒介して発症するもので、毎年10人に1人は感染すると言われています。
免疫力が低い乳幼児の場合は、菌血症を起こすなど重症化しやすく、回復も遅れる傾向があるので注意が必要です。
症状はまず悪心および嘔吐で始まり、数時間後に腹痛および下痢を起こす。
下痢は1日数回から十数回で、3〜4 日持続するが、1週間以上に及ぶこともある。
小児では意識障害、痙攣および菌血症、高齢者では急性脱水症および菌血症を起こすなど重症化しやすく、回復も遅れる傾向がある。
ミルクを70度以下で作ってしまった時の対処法
ミルクを70℃以下で作って赤ちゃんに与えてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
数日間は体調確認をしっかり行う
大事な赤ちゃんが病気になってしまうかもと思うと非常に焦ると思いますが、症状が出ていないうちに病院に行っても適切な対処が行えません。
そもそも与えたミルクに危険な菌が入っていなかったり、発症しないという可能性もあります。
数日間は体調確認をしっかり行い、赤ちゃんに異常が起きないかよく観察しましょう。
サカザキ菌の潜伏期間は数日、サルモネラ菌は8~48時間
赤ちゃんがサカザキ菌に感染した場合、数日の潜伏期間を経て発症します。
サルモネラ菌は、サカザキ菌に比べて潜伏期間が短く、8~48時間で発症することもあります。
しかし、3~4日後に発症する場合もあるため、ぬるいお湯でミルクを作った場合は数日の観察が必要です。
ウォーターサーバーなら確実に70度以上なので安全!
安心安全で、簡単にミルクを作るために、赤ちゃんがいるご自宅にはウォーターサーバーがとてもオススメです!
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ウォーターサーバーでミルク作りをするメリットを、それぞれ詳しく解説していきます!
ワンタッチで80~90度のお湯が出る
ウォーターサーバーはお湯を沸かす手間なく、ワンタッチで80-90℃のお湯を出すことができます。
温度計を使う必要なく、安心して70℃以上のお湯でミルクを作ることができます。
ワンタッチなので、お腹をすかせて泣いている赤ちゃんを抱っこしながらでも、片手でミルクを作ることができるんです。
水道水よりも安全なお水でミルク作りできる
赤ちゃんは消化器官が未発達なため、微量な有害物質でも体調を崩してしまうことがあります。
水道水でミルクを作るご家庭が多いと思いますが、水道水には塩素やトリハロメタンなどの物質が含まれています。
大人は水道水を飲むことができますが、赤ちゃんにとっては負担になってしまうためひと手間かけて有害物質を除去する必要があるんです。
ウォーターサーバーの水は厳しい水質検査をクリアしたお水なので、赤ちゃんにそのまま与えることが可能です。
RO水は不純物がろ過された安全なお水なので、産まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、体がつくられていく大事な時期のお子さまにも安心して与えることができます。
ミルク作りで感じるストレスを減らせる
1日に何度も行うミルク作りは実はとても大変な作業です。
新生児で完全ミの場合は、3時間おきにミルク作りをしなければなりません。
さらに、ミルク作りは作業が大変なだけではなく、赤ちゃんの健康のために手抜きをすることができません。
卒乳後の離乳食作りにも使える
少し先のお話ですが、離乳食は大人の食事とは別で用意するため、赤ちゃんの世話をしながら赤ちゃん用の離乳食を毎日調理するのも大変なんです。
ウォーターサーバーとお湯で溶かすタイプのベビーフードを使えば、即時で離乳食が作れるため、大きな負担軽減になります。
ミルク作りにおすすめのウォーターサーバーは以下で紹介しています。
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【ミルク作りのおすすめウォーターサーバー5選】選ぶポイントも徹底解説します。
また、比較的安いウォーターサーバーは以下で詳しく紹介しています。
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ミルクを70度以下で作ってしまった時は数日間、体調確認すべき!
ミルクを70℃以下で作って赤ちゃんに与えてしまった場合、焦るとは思いますが、発症しない可能性も大いにあります。
まずは菌の潜伏期間である数日間、体調をしっかり確認しましょう。
安心安全にミルク作りをしたい場合は、是非ウォーターサーバーの無料お試しをしてみてください!
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