- ミルク作りに使う湯冷ましは冷蔵庫保存でも大丈夫?
- 湯冷ましを冷蔵庫保存したら、どれくらいの期間保存可能?
このような悩みを解決する記事です。
赤ちゃんのミルクを作る時に使う「湯冷まし」。
一度作った湯冷まし用はどのように保存するのが良いのでしょうか?
冷蔵庫に入れるべきか?どのくらい保存して良いのか?など解説していきたいと思います。
結論からいうと、ミルクに使う湯冷ましを冷蔵庫で保存することは全く問題ありません。
むしろ、保存方法としては、冷蔵庫保存がベストな方法です。
本記事では、ミルクに使う湯冷ましの保存は冷蔵庫が良い理由や注意点も解説します!
湯冷ましの保存方法でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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ミルクに使う水の湯冷ましは冷蔵庫での保存がベスト!
実は、ミルクに使う水の湯冷ましは冷蔵庫での保存がベストです!
湯冷ましの保存が冷蔵庫がベストな理由
- 常温よりも短時間で湯冷ましができる
- 湯冷ましを大量に作って作り置きできる
常温よりも短時間で湯冷ましができる
基本的な湯冷ましの作り方は以下の通りで、熱湯を冷ます工程があります。
基本的な湯冷ましの作り方
- やかんや鍋に水を入れ、フタを開けたまま強火で沸騰させる
- 沸騰したら、さらにそこから15分以上煮沸する
- 15分以上煮沸したら、お湯が人肌の温度になるまで冷ます
冷蔵庫に入れることで、常温より冷ますスピードが上がるので早く湯冷ましを作ることができます。
湯冷ましを大量に作って作り置きできる
湯冷ましは塩素が抜けており雑菌が繁殖しやすい状態なので、基本的に長期間の作り置きはできません。
冷蔵でも常温でも、当日中に使い切ることが推奨です。
しかし、10℃以下だと雑菌の繁殖のスピードが落ちるため、冷蔵庫で適切に管理すれば最大2日までは保存が可能です。
湯冷ましは作るのに時間と手間がかかるので、作り置きも上手く活用していきましょう。
湯冷ましの保存方法は以下の記事で解説しております。
-
ミルクに使う水の湯冷ましを保存する方法2つ!おすすめの容器も紹介
続きを見る
ミルクに使う水の湯冷ましを冷蔵庫で保存するデメリット・注意点
逆に、ミルクに使う湯冷ましを冷蔵庫で保存するデメリット・注意点もあります。
きちんと理解した上で、湯冷ましを冷蔵庫保存するようにしましょう。
1.冷蔵庫内に水の保管スペースを確保する必要がある
せっかく10分間煮沸して雑菌を除去しても、外部から雑菌が入ってしまっては意味がありません。
冷蔵庫には色んな物が入っているため、湯冷ましへ雑菌が移りやすい環境でもあります。
そのため、冷蔵庫で湯冷ましを保存する場合は、他の食材と湯冷ましが触れ合わないようにスペースを確保する必要があります。
2.雑菌が沸きやすい為、なるべく当日中に使い切る必要がある
前述の通り、湯冷ましは塩素が抜けているため雑菌が繁殖しやすい状態です。
そのため、冷蔵庫で作り置きしたとしてもなるべく当日中に使い切る必要があります。
3.天然水やRO水と比べると多少安全性が劣る
冷蔵庫で保存した湯冷ましは、雑菌が外部から侵入して繁殖するリスクがあるため、天然水やRO水と比べると安全性は劣ります。
天然水:特定の水源から採水した地下水を原水とする水。カルシウムやマグネシウムなどの天然ミネラルが豊富な水で、採水地ごとに成分の種類や含有量が異なります。
※特定の水源とは、浅井戸水、深井戸水、湧水、鉱泉水、鉱水、伏流水、温泉水の7種類を指す。
RO水:RO水とは、RO膜で限りなく不純物を取り除いた水。RO水は純粋に近い水といわれており、ミネラルや微生物、化学物質などが限りなく取り除かれています。
安全な湯冷ましの作り方から冷蔵庫保存までの流れ
安全な湯冷ましの作り方から冷蔵庫保存までの流れは以下の通りです。
安全な湯冷ましの作り方から冷蔵庫保存までの流れ
- 水道水を10分以上沸騰させ塩素を抜く
- 沸騰後は除菌済みの容器に移す
- 人肌の温度まで冷ます
- 冷蔵庫に入れて保存
それぞれの工程を解説していきます。
水道水を10分以上沸騰させ塩素を抜く
やかんや鍋に水を入れ、フタを開けたまま10分以上沸騰させます。
このように疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。大人は問題ありませんが、胃腸が弱い赤ちゃんにとってはNGです。
10分以上沸騰させる理由は、有害物質の「トリハロメタン」を消失させるためです。
水道水にはトリハロメタンが含まれており、沸騰直後に増加します。
10分以上煮沸を続ければトリハロメタンは消失するので、湯冷ましを作る際は10分以上沸騰させる必要があります。
沸騰後は除菌済みの容器に移す
10分以上煮沸したら、除菌済みの容器に移します。
せっかく時間をかけて煮沸消毒しても、雑菌がある容器に移してしまっては意味がありません。
煮沸消毒やミルトンなどの哺乳瓶消毒液を使い、容器も除菌した状態でお湯を注ぐようにしましょう。
人肌の温度まで冷ます
早く冷ますためには熱湯のまま冷蔵庫に入れてしまいたいところですが、熱湯のまま冷蔵庫に入れると冷蔵庫の温度が上がってしまい他の食品が傷んでしまいます。
そのため、常温で人肌の温度まで冷ましましょう。
急いで冷やしたい場合は、熱湯のまま冷蔵庫に入れるよりも、まずは水道水に当ててあら熱をとってから冷蔵庫に入れた方が早く冷えます。
冷蔵庫に入れて保存
人肌まで温度が下がったら冷蔵庫に入れて冷やします。
他の食材から雑菌が移らないように、しっかり湯冷ましを保存するスペースを確保することが重要です。
100均で購入できる湯冷ましの保存に適した容器を知りたい方は以下で紹介しています。
続きを見る
【100均で湯冷ましに使える容器3選】選ぶポイントも合わせて紹介!
ミルクの湯冷ましを作る時の注意点
湯冷ましを作る際には、安全のために以下のことに注意して作りましょう。
フタを取って沸騰させる
前述の通り、湯冷ましは水道水に含まれる「トリハロメタン」を除去するために10分間煮沸します。
有害物質を揮発させて除去できるように、やかんや鍋のフタは外して沸騰させましょう。
揮発する分、完成する湯冷ましの量は減ってしまうので、多めに作るようにすると二度手間にならなくて良いです。
再沸騰はNG
一度沸騰させたお湯を、冷めてしまったからといって再度沸騰させるのはNGです。
再び加熱すると、空気中の不純物を水が取り込んでしまう可能性があるためです。
電気ケトル・電気ポットはNG
電気ケトルや電気ポットでは湯冷ましを作ることはできません。
電気ケトルは、ケトルに入れた水が設定された温度になると加熱が止まります。
この機能はとても便利ですが、10分以上沸騰させることができないため、電気ケトルでは湯冷ましを作ることはできません。
電気ポットも同じく、10分以上継続して沸騰させることができないため湯冷まし作りでは使用できません。
ミルク作りにウォーターサーバーが最適な3つの理由
そんな方におすすめなのが、ウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーを使うと手軽に安全にミルク作りができます!
冷蔵庫で湯冷ましする必要がない為、時短になる
メーカーや種類の差あるいは設定温度の違いで誤差はありますが、冷蔵庫を使っても常温の飲み物が十分冷えるまでに4~5時間かかります。
ウォーターサーバーを使えばいつでも温水と冷水が使えるので、ミルク作りの時短になります。
赤ちゃんを抱っこした状態でもミルクが作れる
子育て中は何かと手が塞がれがち。
特に赤ちゃんを抱っこしている状態でミルクを作らなければならない場面も。
ウォーターサーバーは、片手で給水可能なメーカーが多いので、赤ちゃんを抱っこした状態でもミルクを作ることができます。
天然水やRO水など安全性が非常に高い水を使える
湯冷ましは正しく作って管理すれば安全に赤ちゃんに与えることができます。
しかし、ウォーターサーバーの天然水やRO水と比べると作る過程や保存中に雑菌が入るリスクも高く、安全性では劣ります。
ウォーターサーバー会社の多くが定期的に第三者機関の検査を受けており、水に放射性物質が含まれていないか、大腸菌などが含まれていないか、などの検査をしています。
ちなみに、業界シェアNo,1であるウォーターサーバーのプレミアムウォーターについては、毎月検査を受けているそうです。
赤ちゃんにより安全な湯冷ましを使ってあげたいのであれば、ウォーターサーバーの水はおすすめです。
ミルク作りにおすすめのウォーターサーバーは以下で紹介しています。
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【ミルク作りのおすすめウォーターサーバー5選】選ぶポイントも徹底解説します。
また、比較的安いウォーターサーバーは以下で詳しく紹介しています。
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【人気ランキング7選】月額料金の安いおすすめウォーターサーバーを比較紹介!
ミルクに使う水の湯冷まし保存は冷蔵庫でも問題なし!
ミルクに使う水の湯冷まし保存は冷蔵庫でも問題ありません。
しかし、せっかく赤ちゃんの安全のために湯冷ましを作っても、保存方法が悪いと雑菌が発生してしまい本末転倒です。
ミルクに使う湯冷ましは適切に保存し、なるべく当日に使い切るようにしましょう!
湯冷ましを作ったり管理する手間を省いて手軽に安全なミルクを作りたい方は、ウォーターサーバーがおすすめです!
この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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